私の彼氏は、おじさん!?

 第2話

 あれから一週間ほどしてメールが来た。
 デートの約束をして、今俺は駅前の広場に立っている。
 どうも、周りは若い子ばかりで少し気が引ける。
 「おじさぁーん。」
 その時、明るい声が広場に響き渡る。
 と同時に俺の腕に抱きついてきた人物がいた。
 「よかった・・・いてくれて。」
 こつんと額を俺の腕にぶつけて、安心したように息をつく彼女。
 秋本沙耶華だ。
 モデルのようなプロポーションと美人とも可愛いとも言える容姿を持つ女性。
 その瞬間、俺の方へ幾つ物視線が向かう。
 羨望、嫉妬、妬み・・・いろいろな視線が、俺へと向く。
 その視線の多さに俺は少し固まった。
 「・・・おじさん?」
 「あ、いや・・・・・・おじさんはやめてくれ。」
 苦笑して、誤魔化すようにそんな事を言った。
 「じゃぁ・・・山・・貴士さん。・・・・・・ん〜なんか言い難いなぁ。」
 そういって、俺に目で駄目かと聞いてくる。
 俺は苦笑しながら、もういいと頷くと彼女の手を取って歩き始めた。
 「じゃ、とりあえず食事にでも行こうか・・・予約した店があるんだ。」
 成る程・・・確かに目を引くな。
 もっとも、俺は『彼』とは違いそれが気持ちいいとは思わなかったが。
 むしろ・・・


 きょろきょろと店内を眺める沙耶華。
 「どうかした?」
 「あ、素敵だなぁって・・・」
 この店は、和風ティストな作りの・・・確かに趣のある店で、俺も気に入っていたので連れてきたのだが。
 「そっか、気に入ってくれて良かったよ。」
 店員に今日のおすすめのコース料理を頼むと、俺は彼女に向かい合った。
 「おじさんって、いつもこうゆう所来るんですか?」
 「接待か、女の子を口説くときくらいだよ。いつも来れる程裕福じゃない。」
 彼女相手に見栄を張っても仕方ないので、正直に言う。
 「口説いた後ですもんね。」
 くすくすと小さく笑う彼女。
 「でも、今日は成る程なって思ったよ。」
 「・・・・・・?」
 わけがわからなそうに首を傾げる沙耶華。
 「今日、君が俺の目の前に現れた時・・・一斉に男の目がこっちに来たからさ。」
 「・・・そうでした?」
 気付いてなかったのか、鈍い・・・
 「人の視線とか、気にならないタイプか。」
 「昔から、そうゆう視線に慣れちゃってたから、気にならなくなっちゃって。」
 あははと笑う沙耶華。
 「高校生くらいまでモデルの仕事してたんですよ、だから人の視線を受ける事が当たり前になってて・・・
今はお仕事してないから、顔売れてない筈なんですけどね。」
 「君は可愛いしね、モデルとかそんなの関係なしに見るだろう。」
 ぼっと沙耶華の顔が赤くなる。
 「・・・なんで、そんな恥ずかしい事をぽろっと言えるのかな。」
 「こんなの言われなれてるだろ?」
 「普通の人は、言いません!」
 俺を嗜めるように少し強い口調になる沙耶華。
 「もし・・・」
 ・・・・・・?
 「もし貴士さんが街中であたしの事みかけたら・・・やっぱり見ちゃいますか?」
 ちょっと赤い顔になって、俺の事を上目遣いに見る沙耶華。
 「・・・どうだろうな?」
 「あ・・・そうですか・・・・・・」
 ちょっと落ち込むような顔をする彼女・・・やはり、話を合わせて調子のいい台詞を並べておいたほうが
よかったか?
 「あ、えっと・・・そう言えば、おじさんって髭伸ばしてるんですか?」
 会話が止まって二人とも沈黙してしまったのが不安になったんだろう、慌てて話題を振る沙耶華。
 「ああ、ジャン・レノみたいな感じにしたくてね。」
 そう言って、ニヤリと笑う。
 「あんな不揃いだけど汚いって感じじゃないカッコイイ雰囲気とか、いいじゃないか。」
 俺がそう言うと、沙耶華がくすくすと笑う。
 俺が、それを目で咎めると・・・
 「だって、子供みたいで・・・」
 彼女の笑いは、止まらなかった。
 それから、互いの自己紹介のように・・・相手の知らない自分の事を話しだす。
 例えば、俺はどこぞの中堅規模の会社でサラリーマンを普通にやってて映画が好きでよく見るだの。
彼女は、今年で15・・・高校生になったばかりで、部活には入っていない・・どんなのに入るか悩んでい
るとか。

 ちょっと待て・・・

 「って、こ、高校生っ!?」
 「うん、おじさんは?」
 「あ、俺?・・・俺は、34って違う!」
 バンと机を叩いて、俺は会話を止めた。
 「15って、大学生とかじゃなかったのか!?」
 「・・・え?」
 「だって、あの日君は思いっきり酔っ払ってて・・・いや、ほら・・・・・・」
 俺が、混乱する思考をどうにかまとめようとしていると・・・彼女が落ち着いた声で話しかけてきた。
 「えっと、多分あたし何も言ってなかったと思うけど・・・」
 じゃあ、何か?俺の思い込みだったのか!?
 俺は、自分のマヌケさ加減に頭をかかえた。
 それじゃ、俺はいたいけな女子高生をお持ち帰りしたあげく、美味く頂いて、その上口説き落としち
まったのかと・・・
 世間じゃ、そんな人間の事をロリコンだの駄目人間だの言うんじゃないのかと自問自答する自分。
 「高校生じゃ、相手に出来ないですか?」
 そんな俺を見て、悲しそうな声で彼女が俺に呼びかける。
 「あ、いや・・・そうじゃなくてだな。」
 がりがりと頭を掻いて、俺は気を落ち着ける。
 事実だけを並べる。
 彼女は可愛く、いぢらしい女性だった・・・酷く好みで口説き落とした。
 そう、惚れちまったんだ。
 けれど、少しだけ計算外だったのは、彼女は思ったよりも年下で・・・まだ少女といっていいくらいの
年齢だった。
 一方の俺は、34・・・はっきりいってもう立派なおっさん・・・大人だ。
 倫理的に許される筈がない。
 だけれど・・・
 悲壮な表情の彼女を見た。
 心配気な顔で、じっと祈るように俺を見つめていた。
 弱っていた所を突いたから・・・それは、酷く卑怯な方法だった・・・それでも彼女は、俺を好きになって
くれた。
 こんなちょっとした事で、泣きそうになるほどに・・・
 「あたし、年齢とかあんまり考えてなくて・・・おじさんが、こんなに困るだなんて思わなくて。でも、
でも―」
 ああ、考えるまでもないじゃないか。
 「悪い、心配させちまったな。」
 彼女の隣に近づいて、そっと抱き締める。
 「・・・あ・・・・・・」
 「けどな、結局俺は・・・ちゃんとした他の大人のように、お前を手放す事が出来ないらしい。」
 「それっ・・・て・・・・・・」
 俺は彼女の言葉を遮るように、そっと彼女の唇に触れた。
 「失礼しま・・・・」
 丁度、店員が入ってきたため、そこまでだったが。

 店員の愛想笑い必死で堪え、退出するのを待ってふたりそろって息を吐く。
 その仕草を互いに見て、苦笑する。
 「でも、よかったぁ。」
 それから・・・ちょっとほっとした感じで、胸を撫で下ろす沙耶華。
 「どうした?」
 「あはは・・・おじさんの歳。流石におじさんが、親より上だったら・・・・・・やだなぁって。」
 そう言って、笑って誤魔化そうとするが・・・
 「って、おい。それは、俺がお前の親と同じかそれ以上に見えるって事じゃないか!?」
 少しショックだったりする。
 「とりあえず、これは没収な。」
 俺は、仕返しの意味を兼ねて・・・彼女の前に置かれた食前酒を奪い取る。
 「え〜〜!」
 思わず非難の声を彼女があげるが。
 「っていうか、未成年のクセに、酒なんざ飲むな!」
 「おじさん、横暴ー!!」
 文句を言い始めたが、俺はそれを黙殺して取り上げた食前酒を一気に飲み干した。
 「とゆうか、あの日なんで酔っ払ってたんだよ。高校生の癖に、ヤケ酒か?」
 「む〜・・・だって・・・・・・・・・・・いいじゃない。」
 頬を膨らませて・・・こんな仕草を見せられると、ああまだ子供なんだなと思う・・・そっぽを向いた。
 それから・・・
 「それに、そのおかげでおじさんと出会えたんだし・・・」
 ぽつりと恥ずかしそうに、そんな言葉を漏らす沙耶華。
 「・・・ん?何か言ったか?」
 俺が、聞こえなかったフリをすると、途端に彼女が真っ赤になった。


 店を出ると、外はすっかり暗くなっていた。
 「あぁ、美味しかった。」
 「そりゃ良かった。」
 俺はそう言って、彼女の頭を撫でた。
 一瞬、彼女は目を細めて気持ち良さそうにするのだが・・・すぐにその手を振り払う。
 「ちょっと、子供じゃないんですから!」
 「だけど、ちょっと気持ち良さそうだったようだけど?」
 「〜〜〜〜〜っ」
 何か言い返そうとして、結局黙って怒ってしまった。
 「悪かったよ。」
 そう言って、彼女を抱き締める。
 もう・・・と呟いてから、黙って俺に体を預けた。
 「今日も、明日まで一緒でも大丈夫なんだろ?」
 俺がそう耳元で囁くと・・・ちょっと体を固くしてから、こくりと恥ずかしそうに頷く沙耶華。
 「・・・可愛いなぁ、お前って。」
 ちょっと笑いながら、そう言ってもう一度彼女を抱き締めた。

 「・・・・・・・・・」
 緊張した様子でベットの上に座る沙耶華。
 「そんな、ホテルに入ったくらいで・・・」
 正確には、ラブホテルだったが。
 「あ、あはは・・・まぁるいベットでもあるのかと思った。」
 硬い笑いを零しながら、冗談でも言って緊張をほぐそうと思ったようだが、あまり成功しているとは思えない。
 「あとは、天井が鏡ばりの部屋でとか?」
 「う、うん・・・」
俺が彼女のとなりに座るとびくりと体を固くする沙耶華。
「まだ、なれないよな。」
俺はそう言いながら彼女の足を太腿をさする。
 びくりと反応するさやか。
 「・・・この間も思ったけど、なんつうか敏感だよな。」
 「えっ・・・んっ・・・!」
 俺の言葉に答えようとするが、気持ち良かったのか声を漏らす。
 「感じやすいなって事。」
 「むぅ、んっ、んん・・・・・」
 顔を赤くして、何かを言おうとしていたが・・・一瞬早く俺が唇を塞いでしまったため、俺のされるがままになる。
 閉じていた唇を舌で割り、彼女の口内に舌を入り込ませる。
 「ふぅん・・・・ん、んちゅ・・・んぅ・・・・・・」
 彼女の舌を探り出し、俺の舌を絡め合わせると・・・どうすればいいか理解した沙耶華が、絡んでくる俺の舌に自
らも絡ませようと動かす。
 しばらく、荒く唇を吸いあう音だけが、室内に響いた。
 「・・・はぁはぁはぁ。」
 唇を離すと、ぐったりと荒い息を吐く。
 俺は手を彼女の胸に這わせて、彼女の大きめのおっぱいを触り始める。
 「あっ、うん・・・・ちょっと、まって・・・あんっ」
 胸を触る俺の手を捕らえて、彼女がそう懇願してきた。
 「・・・あ、えっと・・・・・・もしかして、今日はあまりそんな気はなかったか?」
 「そうじゃなくてっ・・・それは、とってもしたかったとゆうか、する気でいっぱいだったというか・・・・・・」
 顔を真っ赤にして、俺の言葉を否定して自分の呟いた言葉にさやかは再び顔を赤く染め上げる。
 「する気でいっぱいだったのか。」
 苦笑まじりに俺はさやかの耳元でそう囁くと・・・ベットの上に一気に押し倒した。
 「きゃっ・・・あん、あっ・・・もう・・・あ、あ・・・」
 「だったら、いいだろ?」
 それでも、俺の手を押さえて抵抗するさやか。
 「まって・・・そのお風呂入ってから・・・・・・」
 恥ずかしくて仕方ないのか、彼女はそれだけ言うと顔を隠してしまう。
 「・・・お風呂?いい匂いだけどな、さやか。」
 くんくんと首筋に鼻を近づけて嗅ぐ真似をする。
 「や、やだっ・・・」
 さやかの声がぐずる、まるで泣きだす前兆のように・・・俺は、その声音を聞いて、仕方なしに体を彼女の上から
どけた。
 ほっと胸をなでおろしている彼女を見て、俺は一つ悪戯を思いついた。

 覗かないでねと冗談まじりに俺にそう言い付けてから、彼女が風呂場へと入っていった。
 シュルシュルと衣擦れの音が僅かに聞こえる。
 そして、しばらくするとシャワーの水音が響いた。
 俺は、それを聞くと立ち上がりシャツのボタンを一つ一つ外していく。
 ズボンも脱ぎ捨て、彼女の元へ向かった。
 ガチャリと音を立て、ドアを開ける。
 「・・・え・・・・・・?」
 それが理解できなかったのか、彼女は呆然とした声を漏らしていた。
 俺の目の前には、形のいいお尻と滑らかな白い柔肌がある。
 彼女の声に答えぬまま、俺はそのままシャワーを浴びている彼女の側に近寄り・・・ドアを閉めた。
 「ちょ、ちょっとっ!」
 そこで正気を取り戻して、猛然と俺に抗議の声をあげた。
 けれど俺は、彼女の声など聞こえない振りをして、背中から彼女に抱きつく。
 「きゃっ!?」
 俺の突然の行動に驚きながらも・・・今更遅いというのに、彼女は両腕で自分の体を抱き締めるようにして隠そう
とする。
 「お願い・・・恥ずかしいから・・・・・」
 「どうして・・・?もう、互いの裸なんて、見まくってるだろ。」
 言うほど見てない、この間は電気を消していたし、今日で二回目だし。
 「だ、だって・・・あっ」
 別に何かしわけじゃない・・・ただ、抱きついているのだから、俺の体の変化は彼女にだって手に取るようにわかる。
 さやかは、俺の腰のモノが硬く大きくなったのを肌で感じていたのだ。
 俺は、それを彼女の尻の割れ目に挟み込むようにあてがい・・・きつく、抱き締めた。
 柔らかい尻肉に俺のモノが埋もれていく。
 「凄い柔らかいな、お前の体。」
 腰を押し付けるように動かして、震える彼女の反応を楽しむ。
 ざぁぁとシャワーの音と俺の荒い息が風呂場に木霊する。
 それでもしばらくして、ようやく彼女が反応を示した。
 「お願い・・・離れて。」
 泣きそうなさやか。
 「どうして?」
 「だって、私まだちゃんと体流してない・・・汚くみられたくないよ。」
 ぽつりと震える小声でそう呟くさやか。
 「ほんとに俺は、このままでいいんだけどな・・・仕方ないか。」
 俺は、さやかを解放した。
 ほっとした顔を見せるさやか。
 「それじゃ、洗いっこしようか。」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
 「や、だから、互いの体を磨くんだって。」
 ズザザと俺から・・・まぁ、もとから離れられるほどの広さもなかったが・・・離れるさやか。
 「え、あ・・・だ、大丈夫だからっ!あたし、一人で体洗えるって!!」
 「まぁまぁ。」
 何故か脅える彼女ににじり寄る俺。
 「あ、あ・・・そんなの、変態だって!!」
 俺は、さやかの体を掴むと・・・無理矢理座らせた。

 「・・・・・・・・・」
 「さーお客さん、どこか痒い所はございまさんか?」
 俺の軽快なトークにも耳も貸さずに、さやかはじっと身を縮り込ませる。
 「じゃ、まず背中から・・・」
 ごしごしと・・・彼女の肌を傷つけないように優しくタオルで擦る。
 真面目に体を洗っている事がわかったのか、少しだけさやかの体から力が抜けたのがわかった。
 「ほら、次腕いくぞー。」
 「う、うん・・・」
 本当に洗うだけかと思われたのか、大人しく腕の力を抜いて俺に預けてくる。
 こちらも真面目に玉のような肌を磨きあげていった。
 「気持ちいい?」
 「うん・・・人に洗ってもらうのって、ちょっといいかも。」
 少しだけ機嫌が良くなったのか、声音にも明るいものが含まれている。
 「そっか、じゃ次前な。」
 「うん・・・・・・・・・・って、それはダメェッ!!」
 ばっと体を抱き締めて、俺に体の前面を触れさせないようにしようとする。
 「まぁまぁ、そう言うなって・・・」
 けれど、俺はさやかの体に覆いかぶさるようにしてのしかかると、後ろから脇の下から両腕を潜り込ませて、
彼女の胸を両手で鷲づかみにした。
 「い、いやっ!」
 慌てて、その手を引き離そうと彼女が上体をあげて、俺の腕に手を掛ける。
 「お願い、こんなのっ」
 「これだけ大きいと、垢も溜まりやすいだろ・・・念入りに洗わないとな。」
 俺は、彼女の訴えを無視して、そのまま揉みしだいた。
 勿論、口実である彼女の体を洗うという項目も忘れてはいない。
 俺の両手には、大きな泡で塗れていて・・・実際に彼女の体も洗っているのだから。
 「はぁ、だけど大きいよなぁ・・・俺が高校生の頃は、こんなデカイの持ってる奴なんかいなかったぞ。」
 最近の子は、発育いいなと耳元でささやく。
 けれど、もう感じ始めているのか、はぁはぁと息を吐く音以外・・・彼女の口からは零れる事はない。
 「・・・・お・・・さんは・・・・・・・・・・・・・・胸の大き・・・は・・・嫌い?」
 しばらくすると・・・そっと小さな声で、途切れ途切れに俺にそう尋ねてきた。
 思わず苦笑する。
 小さいのが好みなんだろうかと、思われたのか。
 「凄い好みだ。」
 俺の両手を押さえようとする彼女の手の力が、少しだけ抜けた。

 「そろそろ下の方も洗っていきますか。」
 そう言って、お腹を申し訳程度にさすってから・・・・そっと彼女の秘処に俺は手を伸ばそうとした。
 「・・・ふぇ・・・・・・・あ、だめっ!!」
 胸をずっと責められ続け、息もたえたえとなってきた頃合を見計らって・・・伸ばした腕を彼女に押さえられる。
 先ほどまであんあん言い続けていたのに、俺の行動に危機感を感じたのか、完全に意思を取り戻していた。
 「何だ、足から洗って欲しいのか?」
 けれど気にせずに、さやかの体を後ろから抱き締め、抑えられた腕とは反対の手を使い、彼女の足をさすり、
太腿を撫でる。
 「・・・はんっ・・・・あ、ああ・・・」
 陶酔したような、そんな声が彼女の口から漏れる。
 さやかの意識が再びイッているうちに、俺は押さえられていた手を振り解き・・・彼女の秘処へと辿りつく。
 じゅくりと淫らしい水音が、風呂場に響く。
 いや、それは多分想像の中でのことで・・・実際は、シャワーの音に掻き消されていた筈だろうが・・・その時の俺
には、そして彼女にも、その音が大きく響いたような気がした。
 「あ、あぁ・・・いや・・・・・・・・・・・・」
 恥ずかしかったのだろう・・・両手で顔を覆い、体を丸めて逃避しようとするさやか。
 「すごいな・・・これ、こんなに感じてたのか?」
 無遠慮な俺の言葉に、彼女はますます顔を真っ赤に染めた。
 俺は、そのまま彼女の秘処に指を伸ばして・・・じゅくじゅくと音を鳴らしながら、彼女のそこを掻き回す。
 「だって・・・おじさんが、いっぱい・・・いっぱい胸さわるから・・・・・・いっぱい、いっぱい気持ちよくなって・・・
だからっ!」
 虚勢を張り、責めるような彼女の言葉に俺は、何だか愛おしさを感じて・・・彼女の首に両腕を回して、そっと
頬にキスをした。
 ストンと彼女から力が抜ける。
 「ああ、わかってるよ。」
 そう言って、俺は彼女に微笑みかけた。

 「おじさん・・・」
 俺の腕をぎゅっと掴んで、何かを求めるような視線を送ってくるさやか。
 泡だらけになった彼女の体・・・俺は、さやかを俺の方へと体を向けさせて、そのままエアマットの上に押し倒
した。
 「ほんとは、俺の体も洗ってもらおうかと思っていたけど・・・どうやら、こっちも我慢が効かなくなってきた。」
 さやかの座っていた腰掛を蹴り飛ばして、邪魔なものを排除すると・・・彼女に圧し掛かって、唇を奪う。
 「んーんっ、ん、ん、んふぅ・・・・んぁっ、んちゅ・・・ぢゅ、んぁ・・・」
 唇を塞いで、舌を割り込ませると・・・積極的にさやかのほうから、俺の舌を求めて絡めてきた。
 「・・・いくぞ。」
 「・・・・・・・・・。」
 答えは無く、ただこくりと頷くさやか。
 俺は、さやかの脚を抱え上げ・・・自分のモノを彼女の秘処にあてがった。
 ずぶりと一気に中奥まで押し込んでしまった。
 「ひぃ、あっ!?」
 さやかは、口を大きくあげて、自分の体を再び割いたその感覚に悲鳴をあげる。
 「わ、悪いっ・・・さやか、おいっ、大丈夫か?」
 はぁはぁと荒く呼吸を繰り返しながら、俺を見て微笑む。
 「う、うん・・・大丈夫。急だったから、驚いた・・・だけっん・・・あ・・・」
 一応言っておくが、セックス二回目の女を労わらない程・・・俺は鬼畜じゃない。
 充分に気をつけているつもりだったのだが・・・彼女の体が、膣が、俺を奥まで引きずりこんだのだ。
 合いも変わらず、さやかのそこはキツク、だが蕩けるように暖かく柔らかい・・・男を骨抜きにする名器、ざら
ざらとした感触と蠢き締め上げてくるそこは、今まで経験した誰よりも凄かった。
 「あいかわらず・・・すご・・い・・・・・・」
 思わず、呻き声をあげてしまう。
 「・・・ん・・・あっ・・・・・・え?・・・」
 「何でもない。」
 俺は、そう言って・・・腰を動かし始めた。
 さやかは、二回目だと言うのに・・・いくら念入りに濡らしていたとは言え、痛さを感じる様子もなく、感じ始
めていた。
 「おじ、おじ・・・さん、すご・・すごいよっ、あんっ、あ、あ、ふぁ・・・声が、勝手にぃー」
 両腕を俺の首に回して、体を密着させてくる。
 泡まみれとなっていたさやかの体は、ぬるぬると滑り、柔らかなその肢体は押し付けられながらも、形を崩す
事なく俺の体へと張り付いてくる。
 「んぁっ・・・ふぁ、気持ち・・いいよぉ・・・・・おじ、さんっん、ひぁっ!?」
 俺が、腰を突き入れるだけの動きから回す動きにかえただけで、彼女は素直に声をあげてくる。
 「これ、好きか?」
 「あっ・・・う・・ん、ふぁっ、いい、ひぃのっ!!」
 首に回された彼女の腕の力が強まる。
 「あんっ、あぁっ・・・いんっ、あっ、あ、あぁっ・・・・・・んむぅっ・・・」
 一度、キスをして・・・動きを止めると、彼女を見た。
 「ふぅ・・・なぁ、そろそろ・・・・・・」
 「・・・うん・・・・・・」
 少女のように震えながら・・・実際に少女なわけだが・・・頷くさやか。
 「っふ!」
 「あっ、ひぃあっ、ふっ、あ、あ、あっ・・・」
 腰を大きく動かして、俺は彼女の最奥までモノを突き入れる。
 何度も、何度も・・・
 その度に、さやかは嬌声をあげる。
 「いく、いくぞっ・・・さやか、さやかっ!!」
 「あっ、んぁっ、ひぃっ!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」
 どく、どくどくどく・・・・
 最後の一突きいれた瞬間、さやかが俺に強く抱きつき大きな声をあげた。
 その瞬間、彼女の膣は、強く締め上がり・・・俺は、彼女の中に精を放っていた。
 びくびくと震えながら、俺の精を最後の一滴まで搾り取ろうとするかのように・・・キツク脈動を繰り返すさやか
の体。
 「はぁ・・・あっ、あぁ・・・・・・」
 はぁはぁはぁ・・・後には、荒く息をつく俺と彼女だけがそこにいた。
 そして、彼女の秘処からは・・・漏れ出た、白く白濁とした液体が零れ落ちていた。


 さやかが、湯を張っていてくれたので・・・俺はイッて意識を失った彼女を抱えて、湯船に身を沈める。
 「ふぅ・・・」
 こうやって抱きかかえていると、彼女がまだ成熟した大人じゃないのだと、思い知らされる。
 抜群のプロポーションに大きな胸、そして美しく整った顔を持つ美貌の少女。
 そう、纏っている空気が大人の女性のものではなく・・・いまだ未完成の絵画を思わせる少女なのだ。
 それに、何故あの日気付かなかったのか・・・そう考えて、俺は苦笑する。
 「いろいろ付き合い方、考えなきゃな・・・」
 すくなくとも、彼女が傷つくような結果だけは・・・避けねばならない。
 それと・・・
 俺は、彼女の秘処に手を伸ばすと・・・そっと指を差し入れた。
 ぬちゃとした感触とともに、白い液体が彼女のソコより掻き出される。
 俺の出した、精液だ。
 「次こそ、避妊ちゃんとしなきゃな・・・」
 はぁと俺は思わず溜息をついた。
 いい大人が、欲望に負けて生でやっちまうなど・・・しかも年端のいかない少女相手にだ。
 「何やってるんだ、俺・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ。」
 「んっ・・・」
 そんな俺の心情を知ってか知らずか、傾国の美女の如く、俺を惑わそうかと言うように・・・指をうごかすたび
に、さやかはあどけない寝顔で艶やかな声をあげていた。


END





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